かぐや姫の物語で忘れてはいけない人物はかぐや姫でも帝でもなく捨丸にいちゃんですよね。登場シーンと良いかっこいいです!声優も高良健吾さんで女性ファンにはたまらない設定でしたね。
でも忘れてはいけないシーンがあります。そうラストですね。
捨丸がなぜあの行動をとった理由を解説です!
かぐや姫の物語 捨丸の最後の行動が話題?
捨丸はかぐや姫が幼少期田舎の山で一緒に暮らして遊んでいたいわばガキ大将的な存在ですね。
一緒の思い出を共有し、かぐや姫にとって唯一無二の存在だったのでしょう!
きっと幼少の頃から捨丸とかぐや姫は惹かれあっていたに違いありません。
しかし、その思いは脆くも崩れ去ります。そう、かぐや姫は都に行ってしまうんですね。
そして月日が立ち、一度偶然捨丸の姿を見るかぐや姫でしたが、もう昔とは違う環境と立場があるのでぐっと思いもこらえます。
その気持ちに母親も分かっているような印象でしたね。
最後、母親の機転でかぐや姫を昔の家まで連れて行きます。そこで偶然会ってしまったのが、捨丸。
ただ、捨丸には既に奥さんと子供がいる設定です。かぐや姫は知りませんが、捨丸はたけこの(かぐや姫)とまた暮らそうとします。
うん。ここが問題のラストシーンですね。さっきまで奥さんと子供と一緒にいたのにも関わらず、駆け落ちをしようとする捨丸。
この行動はジブリっぽいといえばそうなのですが、ならばなぜわざわざ奥さんと子供の描画を見せたのか?
ここが疑問点です!
偶然、かぐや姫と捨丸が再会して一緒になるパターンじゃダメだったのでしょうか?
捨丸に奥さんがいる描画を見せた理由
おそらくこれも罪と罰に関係しています。
つまり、2人の選択ミスをかぐや姫が犯した罪と重ね合わせているのではないでしょうか。
地球に行きたいと願って、月に助けを求めてしまった罪の他に、かぐや姫はもう一つ罪を犯していました。
それが、捨丸と一緒にならなかった罪。
つまり奥さんと子供を視聴者に見せることでもう遅いんだよ!というメッセージを表しているのかもしれません。
分岐点はあのキジ鍋。
あの時、みんなと一緒に鍋を作っていたら・・
そして、1度目の再会。あの時捨丸と一緒に逃げていたら・・・
ひょっとしたらかぐや姫は月に帰らなくてもよかったかもしれませんね。
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最後にまとめ
やはりジブリですね。最後まで考えさせられます。
身分の違いとはいえ、一緒に幼少期を過ごした捨丸。
捨丸が屋敷を訪れてかぐや姫と一緒に逃げるシーンがあれば最高だったのに・・・
まあ、そうなると完全にフィクションになってしまって竹取物語ではなくなってしまうのですが・・
ただ、最後捨丸と一緒に空を飛んでいるシーンは本当に楽しんでいるかぐや姫でしたね!
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