スタジオジブリの作品で、テレビ初登場となる話題の思い出のマーニーとは、両親と血の繋がりが無くもらわれっこである事に悩んでいた杏奈、そんな杏奈が療養地で出会ったマーニーという少女とのお話です。
ちょっと不思議なマーニーの魅力にドキドキしてしまう物語です。マーニーとは杏奈が想像した架空の人物なのか、それとも実際に存在するのか?謎が謎を呼びます。
マーニーの正体とは一体なんなのでしょうか?
→思い出のマーニー サイロでマーニーが消えた理由が秀逸!
思い出のマーニーのあらすじ!簡単に紹介!
主人公杏奈は、自分が両親と血が繋がっておらず、もらわれっこだという事に悩んでいました。周囲とも上手く溶け込む事もできず、両親とも仲良くできず、持病の気管支喘息の治療も兼ねて療養地でひと時を過ごしていました。
療養地で杏奈は、マーニーという女性に出会います。マーニーは古びて無人になっていたという湿地帯にある屋敷に住んでいると言います。
その屋敷に杏奈はとても親しみを感じます。そしてそこでマーニーと不思議な体験をしていきます。
この記事もオススメ!
→ハウルの動く城の都市伝説がヤバい!原作と全く違う内容の理由とは?
→平成狸合戦ぽんぽこの都市伝説がヤバい!ジブリキャラが登場って本当?
マーニーの正体は!?実は・・・ 結末をネタバレ!
マーニーは存在しないのか?さて気になる所ですが、マーニーとは一体だれなのか?作品を見て行くとだんだんとわかってきます。
ここでネタバレ注意ですが、マーニーの正体は杏奈の祖母なのです。
マーニーは若くして結婚し、子どもをもうけますが、早くに旦那をなくし苦労します。自分で子供を育てれられず施設に預けるも迎えに来る頃には親が必要ではない位成長してしまい、マーニーを必要としていませんでした。
若くして結婚して家を出た子供はでしたが、旦那と一緒に交通事故で亡くなってしまいます。残された娘をマーニーは、子どもの代わりに育てる事にします。
その子供が杏奈でした。その後、杏奈を育てていたマーニーですが、病死してしまい、児童養護施設に杏奈は預けられてしまいます。
そして頼子が杏奈を引き取ります。その時持っていた写真にマーニーのサインがあったことから、杏奈の祖母がマーニーである事が判明します。
マーニーと出会い経験した事は、杏奈が昔経験した事でした。なのでマーニーの日記と内容が酷似していたのもうなずけます。
この記事もオススメ!
→思い出のマーニーの都市伝説 アナと雪の女王との意外な関係が話題!
→ハウルの動く城でソフィーの髪型の謎と魔法使いの設定を考察!
→平成狸合戦ぽんぽこの1分で分かるあらすじを公開!ラスト結末が泣けると話題!
→火垂るの墓の都市伝説で節子が千と千尋に登場する理由がヤバい!
最後にまとめ!
とっても不思議な物語、思い出のマーニー、自分と同い年ぐらいの祖母とその思い出の話です。それは杏奈の妄想だったのか?マーニーとの幼い頃の記憶を忘れてしまった杏奈、そのせいで現在との両親との繋がりを感じられず、本当の親子になれなかった杏奈、マーニーとの記憶を思い出す事で、両親への思いも変っていきます。
スタジオジブリの作品にはとても重いテーマがあります。今回は親子の絆の様に感じます。血の繋がらない両親への思い、血の繋がりがある事で、何もない所でも絆を感じる事は多くあります。
そんな血の繋がりが無い事を悩み、両親と打ち解ける事が出来なかった杏奈、きっと心の中に何かぽっかりと穴が空いてしまっていたのかもしれません。
そこに現れたのがマーニーです。自分の記憶の奥底にしまってあった幼い頃のマーニーとの記憶は、杏奈にとってかけがえのないものでした。それを思い出す事で、両親との絆を感じられるようになったのです。
個人的には最後、育ての親であるおばさんのことを紹介する時に「母です」と自分の親として認めた瞬間に涙が止まらなかったですね。
Leave a reply