TBS「日曜劇場」で下町ロケットが好評放送中です。2013年の半沢直樹、2014年のルーズヴェルト・ゲームに続く、同枠での池井戸潤作品。放送前から大注目の作品ですが、視聴率は半沢直樹を超えられるのでしょうか!?
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下町ロケットと半沢直樹の各話数字比較!
下町ロケットはまだ第3回までしか放送されていませんので、3回分の数字を比較してみます。
「半沢直樹」 第1回:19.4%、第2回:21.8%、第3回:22.9%
「下町ロケット」 第1回:16.1%、第2回:17.8%、第3回:18.6%
各回とも、半沢直樹が上回っています。しかし、よく見ると、どちらも右肩上がり。半沢直樹はこの後も回を重ねるごとに数字を伸ばしていき、最終回には42.2%をたたき出しました。
数字が上がったり下がったり、または下がりっぱなしの尻つぼみになるドラマはいくつも見受けられますが、右肩上がりになるものはほとんどありません。下町ロケットはまだ3話までしか放送されていませんので、今後どういう結果になるのか分かりませんが、原作は直木賞受賞作であり、これまでWOWOWとTBSラジオでドラマ化されているような知名度の高い作品です。また内容についても読者から高い評価を得ていることから、期待度「大」であることは間違いありません。
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時期や原作などの共通点は・・・
原作はどちらも、池井戸潤さんです。ドラマ版は監督・演出・脚本・音楽・プロデューサーなど、TBSの池井戸作品は、ほぼ同じスタッフで制作されています。
半沢直樹は『オレたちバブル入行組』・『オレたち花のバブル組』を原作とし、第1部:東京編、第2部:大阪編の2部構成でした。下町ロケットも、『下町ロケット』『下町ロケット2 ガウディ計画』の2作品が原作となっており、ドラマも2部構成となっています。
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半沢の最終回の数字を抜く可能性は?
半沢直樹の最終回視聴率は、42.2%! 最終回が40%台になったのは、近年では「家政婦のミタ」の40.0%以来です。
半沢直樹は、放送前にはあまり話題にならなかったドラマですが、どうしてこんなにヒットしたのでしょう? キーワードは、流行語大賞にもなった「倍返し」でしょう。現実社会のサラリーマンのうっぷんを晴らしてくれる対象として“半沢直樹”が強い支持を受けた結果です。
下町ロケットも、大企業や銀行に立ち向かう中小企業の姿が、半沢の図式と似ています。現実の社会は、長いものに巻かれたくなくても取り込まれたり潰されたり、の例がうんざりするほど転がっています。そんなストレスを取っ払ってくれるような小気味良さが、この作品にはあるのです。
ただ、半沢直樹は勧善懲悪の色合いが強く、分かりやすいバトルが繰り広げられているのに比べ、下町ロケットはそこまで劇画チックではありません。そこが数字の差となって表れてくるように思います。
最後にまとめ!
下町ロケットは、ドラマ第2部が、原作の新聞連載と同時進行するという初の試みでも注目されています。ストーリー展開も気になるし、このスタッフやキャストは期待を裏切らないだろうという思い入れもあって、ラストに向けて盛り上がっていくでしょうね。半沢同様、視聴率が右肩上がりで最終回を迎えることになるかも?
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